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2008年12月 1日 (月)

子ぐまふたたび

(※映画「私は貝になりたい」のネタバレ含みます)
ちょっと前に発売された雑誌2冊。
<ポポロ>
こっ、子ぐまの衣装が~!
他の雑誌のライブレポは写真がいつも同じだったけど、今月号のポポロは別の衣装も載ってた。
表紙の左隅の小さな写真が可愛いーーーー!!
この衣装の何が萌えって、他の4人がマタギ風なのに、中居だけが子ぐまなところ。
「子ぐまちゃん子ぐまちゃん、早く逃げないと、マタギたちに狩られちゃうよ~」
ふわふわモコモコは、今年のヒットだわ。名古屋での舞台挨拶もモコモコだったんですってね。見損ねた。あーん。

<月刊ザテレビジョン>
中居インタビュー
大きな仕事をすると、「オレ、スッゲーとこまで来たな」って思う反面、日常のふとした場面では、自分の小ささを感じる。やりがいのある仕事に携わるようになるほど、その両極端を行ったり来たりして生きてる感じがすると。(角川ザテレビジョン刊「月刊ザテレビジョン」09年1月号より要旨)
…そういう心の揺れって、誰しも多かれ少なかれあるものだし、そこで悩める中居が人間くさくていいなと思う。反対方向へ振れるたびに、心のどこかで引き戻そうとする力も働くんだよね。軸さえしっかりしてればどっちに振れてもまた戻って来れると思うんで、自分自身を保ちながら、これからもアンバランスな魅力を見せてほしいと思う。

草彅剛のお気楽大好き!
剛いわく、「極限の中で豊松と大西が一夜を過ごすというところに、中居くんと僕が20年付き合ってきた中での絆とかを、無意識に重ね合わせていたのかもしれない」と。(角川ザテレビジョン刊「月刊ザテレビジョン」09年1月号より一部抜粋)
剛演じる大西が、看守に呼ばれて房を去って行く時、豊松の肩に手を置いて「一晩限りでしたが、これも何かのご縁でしょう」という場面は、なんとも言えない気持ちになった。SMAPのメンバーという目で見てはいないつもりだったけど、2人の間に不思議な絆みたいなものが見えた気がして。演じている剛も同じこと感じていたんだな~と思って、しみじみしてしまった。

剛って、感情のほとばしるままに役を演じているのかと思っていたけど、「貝」のパンフレットでのインタビューや、この「月刊ザテレビジョン」でのエッセイを見ると、実はとても緻密に計算してるということがよくわかった。大西の役作りにしても、事前にきっちりと作り込んでたみたいだし。あの時の剛は殺人的に忙しかったというのに、ほんの少しのセリフしかない役に全力投球してくれてたんだなぁと感動した。「僕、本気でいくからね」と中居に言った言葉は嘘ではなかった。

事前に緻密な役作りをするという点では、剛は大変な努力型なのかもしれないが、同時に天才肌でもあると思う。自分で作った役のイメージを、本番で形にできる表現力が素晴らしい。最初、剛が作った大西のイメージは、福澤監督が持っていたものとは違っていたらしいけど、監督は剛に任せてくれて、その結果「大西の過去が見えてくるようだ」と監督に言われたらしい(「私は貝になりたい」劇場用パンフレットより要約)。その言葉どおり、同じ死刑囚でも豊松と違って大西は本当に捕虜を殺した人であり、その罪を恥じ、絞首刑を恐れながらも心のどこかで死んで償いたいと思っている…。そんな背景が見えてくるような演じ方だった。

全ての罪を背負って、誇り高く絞首台に上っていく矢野中将。自分の犯した罪に怯えながら、聖書を読み続ける大西。自分の無罪を最後まで信じながら、奈落の底に突き落とされる豊松…。剛の役は出番は少なかったけど、戦争に二度苦しめられた戦犯たちの様々な死に様を見せるのに重要な役だったなぁと改めて思った。

ちなみに私は、メンバーの書くエッセイの中で、剛のが1番好きだ。ほのぼのとした中にも、時折鋭い視点があってドキッとすることがある。やっぱり侮れん男だ。

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